繪比羅ゑびら)” の例文
ほとゝぎすの繪比羅ゑびらながら、じつ見惚みとれ何某處なにがしどころ御贔屓ごひいきを、うつかりゆびさき一寸ちよつとつゝく。
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あらうことか、奧方おくがたうづまきかゝる湯氣ゆげなかで、芝居しばゐ繪比羅ゑびらほゝをつけた。
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)