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縞銘仙
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しまめいせん
ふりがな文庫
“
縞銘仙
(
しまめいせん
)” の例文
軽気球の繋がれてゐるのは、この三階の物干台で、朝と夕方には、
縞銘仙
(
しまめいせん
)
の筒つぽの着物を着たここの主人が
蒼白
(
あをじろ
)
い顔を現して操作を行ふ。
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
この人も着物ないはずやのんに
縞銘仙
(
しまめいせん
)
の
単衣
(
ひとえ
)
を着てキチンとしてましたのんは、あとで聞きましたのんですが宿の
男衆
(
おとこしゅ
)
の着物を
一時
(
いっとき
)
借ってましたんやそうです。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それは
袖畳
(
そでだた
)
みにしたのではなく、ごく乱暴に丸めたもので、僕が一目見てこいつは曽恵子さん自身が丸めたものではないなと考えた通り、
検
(
しら
)
べて見ると、その
縞銘仙
(
しまめいせん
)
の
単衣
(
ひとえ
)
ものの中には
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
縞銘仙
(
しまめいせん
)
の
半襟
(
はんえり
)
つきに、
引掛帶
(
ひつかけおび
)
して、
入
(
い
)
らつしやい。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
銘
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
仙
常用漢字
中学
部首:⼈
5画
“縞”で始まる語句
縞
縞柄
縞目
縞物
縞縮緬
縞羅紗
縞模様
縞蛇
縞絽
縞馬