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緋裏
ふりがな文庫
“緋裏”の読み方と例文
読み方
割合
ひうら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひうら
(逆引き)
灰銀のフラノのワンピースに
緋裏
(
ひうら
)
のついた黒のモヘアのストール、パンプスの靴とナイロンの靴下が入っていた。
肌色の月
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
金で乱菊を織出した
繻珍
(
しゅちん
)
と
黒繻子
(
くろじゅす
)
の打合せの帯、
滝縞
(
たきじま
)
のお
召
(
めし
)
縮緬に
勝色
(
かちいろ
)
のかわり裏、同じ
裾
(
すそ
)
を二枚
襲
(
かさ
)
ねて、もみじに御所車の模様ある
友染
(
ゆうぜん
)
に、
緋裏
(
ひうら
)
を取った
対丈襦袢
(
ついたけじゅばん
)
、これに、黒地に
桔梗
(
ききょう
)
の花を
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
緋裏
(
ひうら
)
のついたアンサンブルのコートを、マントのように羽織った、外人向きの、高級バアのマダムという見かけの二十七八の女が、そう言いながら、すらすらと部屋にはいってきた。
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
緋裏(ひうら)の例文をもっと
(3作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“緋”で始まる語句
緋
緋縮緬
緋鯉
緋色
緋縅
緋鹿子
緋毛氈
緋桃
緋葉
緋羅紗
“緋裏”のふりがなが多い著者
久生十蘭
泉鏡花