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絹子
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きぬこ
ふりがな文庫
“
絹子
(
きぬこ
)” の例文
佐野源七に
絹子
(
きぬこ
)
という娘がいて、吾八より四つ年下だったが、屋敷うちの誰よりも吾八になつき、朝も晩も彼でなくてはすまぬほど親しみ馴れていた。
麦藁帽子
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
従兄弟同志
(
いとこどうし
)
だから似ているんだろう。
郁子
(
いくこ
)
さんと、そら、あの
絹子
(
きぬこ
)
さんとだって
能
(
よ
)
く似ているぜ」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「劉夫人と
仰有
(
おっしゃ
)
らないで……。いじわるサン。
絹子
(
きぬこ
)
と、なぜ呼んでくださらないの!」
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
此年
(
ことし
)
は夏からの約束で、
郷里
(
くに
)
の
絹子
(
きぬこ
)
さんが東京のお正月をする為めに
一昨日
(
おととい
)
から来ている。大伯父さんとお祖父さんは兄弟で、双方のお父さんは
従兄弟
(
いとこ
)
同志だから、絹子さんと僕は又従姉弟になる。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“絹”で始まる語句
絹
絹帽
絹布
絹糸
絹地
絹紐
絹縮
絹紬
絹漉
絹物