トップ
>
絵心
>
えごころ
ふりがな文庫
“
絵心
(
えごころ
)” の例文
料理は、見かけが第一である。たいてい、それで、ごまかせます。けれども、このロココ料理には、よほど
絵心
(
えごころ
)
が必要だ。色彩の配合について、人一倍、敏感でなければ、失敗する。
女生徒
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その
辺
(
へん
)
からでも
竜宮
(
りゅうぐう
)
の
御殿
(
ごてん
)
まではまだ
半里位
(
はんみちくらい
)
はたっぷりあるのでございます……。
何分
(
なにぶん
)
絵心
(
えごころ
)
も
何
(
なに
)
も
持
(
も
)
ち
合
(
あ
)
わせない
私
(
わたくし
)
の
力
(
ちから
)
では、
何
(
なん
)
のとりとめたお
話
(
はなし
)
もできないのが、
大
(
たい
)
へんに
残念
(
ざんねん
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
渓
(
たに
)
の
上手
(
かみて
)
の方を見あげると、薄白い雲がずんずんと押して来て、瞬く間に
峯巒
(
ほうらん
)
を
蝕
(
むしば
)
み、巌を蝕み、松を蝕み、
忽
(
たちま
)
ちもう対岸の高い巌壁をも
絵心
(
えごころ
)
に蝕んで、好い景色を見せてくれるのは好かったが
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“絵心”で始まる語句
絵心経