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組付
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くみつ
ふりがな文庫
“
組付
(
くみつ
)” の例文
片方がいきなり椅子を掴んで投げつけた、身を沈めてそらす、「畜生‼」といいざま
飛礫
(
つぶて
)
のように
組付
(
くみつ
)
いた。
黒襟飾組の魔手
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
何者か知らぬが、不意に庭から飛び込んで来たので、忠一は早くも
其
(
そ
)
の
背後
(
うしろ
)
から
組付
(
くみつ
)
いた。重太郎は
焦
(
いら
)
って
振放
(
ふりはな
)
そうと試みたが、
此方
(
こなた
)
も多少は柔道の心得があった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ガバと
組付
(
くみつ
)
くのを、かいくぐったお鳥の双腕は、もう一度郷太郎の胸をドンと突くと、三千石の御大身ともあろうものが、他愛もなくよろけて庭石の上へ、したたかに尻餅を突いて
了
(
しま
)
ったのです。
裸身の女仙
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
先
(
ま
)
ず飛び
蒐
(
かか
)
って男の腰に
組付
(
くみつ
)
いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“組”で始まる語句
組
組頭
組織
組合
組紐
組下
組違
組子
組打
組立