トップ
>
紫菀
ふりがな文庫
“紫菀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しおん
80.0%
しをん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおん
(逆引き)
向島の百花園に
紫菀
(
しおん
)
や
女郎花
(
おみなえし
)
に交って西洋種の草花の植えられたのを、そのころに見て嘆く人のはなしを聞いたことがあった。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
○十二日 小雨、
稍
(
やや
)
寒し。
台子
(
だいす
)
を出し
風炉
(
ふろ
)
に火を入る。花買いに四目の花屋に行く。
紫菀
(
しおん
)
と
女郎花
(
おみなえし
)
とを
択
(
えら
)
びて携え帰る。茶を飲みながら兼題の歌、橋十首を作る。
草花日記
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
紫菀(しおん)の例文をもっと
(4作品)
見る
しをん
(逆引き)
一日働いて
疲労
(
くたぶ
)
れて居るところだつたから、入つた
心地
(
こゝろもち
)
は格別さ。
明窓
(
あかりまど
)
の障子を開けて見ると
紫菀
(
しをん
)
の花なぞが咲いてるぢやないか。其時僕は
左様
(
さう
)
思つたねえ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
紫菀(しをん)の例文をもっと
(1作品)
見る
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
菀
部首:⾋
11画
“紫”で始まる語句
紫
紫陽花
紫檀
紫色
紫苑
紫紺
紫蘇
紫雲英
紫宸殿
紫縮緬
“紫菀”のふりがなが多い著者
高浜虚子
伊藤左千夫
島崎藤村
紫式部
永井荷風