“紫菀(しをん)” の例文
一日働いて疲労(くたぶ)れて居るところだつたから、入つた心地(こゝろもち)は格別さ。明窓(あかりまど)の障子を開けて見ると紫菀(しをん)の花なぞが咲いてるぢやないか。其時僕は左様(さう)思つたねえ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)