“台子”の読み方と例文
読み方割合
だいす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○十二日 小雨、やや寒し。台子だいすを出し風炉ふろに火を入る。花買いに四目の花屋に行く。紫菀しおん女郎花おみなえしとをえらびて携え帰る。茶を飲みながら兼題の歌、橋十首を作る。
草花日記 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
長秀は思い入れの微笑を見せたが、それにニコともせず、秀吉はもう先に台子だいすを出ていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遠い、台子だいすまで来ると
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)