“紅花”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べにばな66.7%
こうか16.7%
べにはな16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅花べにばななへや、おしろいのなへ——とくちうするにおよぶまい、苗賣なへうりこゑだけは、くさはながそのまゝでうたになること、なみつゞみまつ調しらべにあひひとしい。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
三月二十八日 紅花こうか皐雨こうう蕪城ぶじょう来る。小諸山廬。
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
幽禅染ゆうぜんぞめもしくは繍箔ぬいはくの製造せられたるは、これわが人民が紅花べにはな染の綿衣すら着くるあたわざるものありたればなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)