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系圖
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けいづ
ふりがな文庫
“
系圖
(
けいづ
)” の例文
新字:
系図
私の手から父河村
靱負
(
ゆきへ
)
の形見——短刀と
系圖
(
けいづ
)
を奪ひ取つて、それを證據に勇太郎樣を追ひ出さうとして居るのは我慢がなりません
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それも
其筈
(
そのはず
)
昔
(
むか
)
しをくれば
系圖
(
けいづ
)
の
卷
(
まき
)
のこと
長
(
なが
)
けれど、
徳川
(
とくがは
)
の
流
(
なが
)
れ
末
(
すゑ
)
つかた
波
(
なみ
)
まだ
立
(
た
)
たぬ
江戸時代
(
えどじだい
)
に、
御用
(
ごよう
)
お
側
(
そば
)
お
取次
(
とりつぎ
)
と
長銘
(
ながめい
)
うつて、
席
(
せき
)
を八
萬
(
まん
)
騎
(
ぎ
)
の
上坐
(
じやうざ
)
に
占
(
し
)
めし
青柳右京
(
あをやぎうきやう
)
が
三世
(
さんぜ
)
の
孫
(
まご
)
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「あわてるな、八、そいつは素人料簡だ。
系圖
(
けいづ
)
を背中に彫物にしたところで、それを
上樣
(
うへさま
)
のお目にかけるわけに行くまい」
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「その
系圖
(
けいづ
)
を搜し出して、龍之口に訴へ出ると、いづれ詮議の上、お孃さんのお
配偶
(
つれあひ
)
は、少くとも御旗本御家人に取立てられ、祖先のお手柄で、お孃樣の立身出世にもなる譯ですが」
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あの男ですよ、——あつしに
系圖
(
けいづ
)
さがしを頼んだのは」
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
系
常用漢字
小6
部首:⽷
7画
圖
部首:⼞
14画
“系”で始まる語句
系統
系
系譜
系図
系図書
系図鯛
系統的