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精髄
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せいずい
ふりがな文庫
“
精髄
(
せいずい
)” の例文
秋作氏は、立上のやつ、
独逸
(
ドイツ
)
から近代眼科学の
精髄
(
せいずい
)
をかっぱらって来やがったそうだ。と、
恐悦
(
きょうえつ
)
しながらキャラコさんに話してきかせた。
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水と火をもって鍛えにきたえる刀作の術にあっては、その水と火に一家独特の
精髄
(
せいずい
)
を遺した孫六専案の秘法は、じつにいくばくの金宝を積んでも得難いものに相違なかったろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そしてその空中には虹のような
反
(
そ
)
り橋を
架
(
か
)
け、玉龍金鳳を一郭とし、それをめぐる千門万戸も、それぞれ後漢文化の
精髄
(
せいずい
)
と芸術の
粋
(
すい
)
をこらし、金壁銀砂は目もくらむばかりであり
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾万の将兵も、その根幹に
精髄
(
せいずい
)
をうしなえば、また片々たる落葉の
脆
(
もろ
)
さに似てしまう。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
髄
常用漢字
中学
部首:⾻
19画
“精”で始まる語句
精
精神
精悍
精進
精々
精緻
精霊
精巧
精舎
精進潔斎