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簇
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あつ
ふりがな文庫
“
簇
(
あつ
)” の例文
中央には黄なる花多く
簇
(
あつ
)
めて、その角立ちたる紋を成したる群を星とし、その輪の如き紋を成したる束を日とす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
来れ、共に基督の旗に
簇
(
あつ
)
まらむ。われら最後の勝利者に従ひ、以てわれらの紛糾せる戦争の舞台を撤去せむ。平和は、われらが基督にありて領有する最後の武器なり。
最後の勝利者は誰ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「禁奢令出城中粛。無復遊船簇水津。好在白鴎沙上月。最円夜属最閑人。」〔禁奢令出デテ城中粛タリ/
復
(
ふたた
)
ビ遊船ノ水津ニ
簇
(
あつ
)
マル無シ/
好在
(
あたかも
)
白鴎沙上ノ月/最モ円ナル夜ハ最モ閑ナル人ニ属ス〕
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
東に吹く風は再び西に吹き来る、気
燥
(
かわ
)
くところに雲自から
簇
(
あつ
)
まるなり、雲は雨となり、雨は雲となる、是等のもの一として宇宙の大調和の為に動くところの小不調和にあらざるはなし。
万物の声と詩人
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
教師としての彼は実用経済の道を開きて、人材の泉源を造り、社会各般の機務に応ずべき用意を厳にせり。故に泰西文明の思想界に於ける密雲は一たび彼の上に
簇
(
あつ
)
まりて、而して後八方に散じたり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
簇
漢検1級
部首:⽵
17画
“簇”を含む語句
簇々
一簇
簇葉
上簇
簇出
簇立
簇生
簇擁
上簇期
簇集
葉簇
簇然
攅簇
簇柱
簇団
簇花巾
簇開
団簇
簇雲
群刃簇槍
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