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攅簇
ふりがな文庫
“攅簇”の読み方と例文
読み方
割合
さんそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんそう
(逆引き)
鍋冠山などが
攅簇
(
さんそう
)
して、山の深さの幾許あるか知れない様を見せているのだが、これらの山影も今日は半ば以上雲に包まれて見えない。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
それはこの樹上に群集
攅簇
(
さんそう
)
して一面に満開する白花の姿が、宛かもソバすなわち蕎麦の花に似ているから、それでそう名づけられた者に外ならないのである。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
緑葉が枝に対生し五、六月の候枝梢の傘房状をなして多数の五雄蕊小白花を
聚
(
あつ
)
め開き、その時分に山野へ行くとそこここでこれに出会いその
攅簇
(
さんそう
)
せる白花がよく眼に着く。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
攅簇(さんそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
攅
漢検1級
部首:⼿
18画
簇
漢検1級
部首:⽵
17画
“攅”で始まる語句
攅
“攅簇”のふりがなが多い著者
吉江喬松
牧野富太郎