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篤行
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とっこう
ふりがな文庫
“
篤行
(
とっこう
)” の例文
爾来
(
じらい
)
林藤次なるものあり、博学
篤行
(
とっこう
)
、我邦の古典に通じ、敬神家の
矜式
(
きょうしょく
)
となり、また勤王の
木鐸
(
ぼくたく
)
となる。宮部、永鳥、轟の徒、みな彼が風を聴いて起るもの。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
競
(
きそ
)
うて孝義伝という種類の書物を公刊して、表彰せられたる節婦孝子の
篤行
(
とっこう
)
を伝えようとしているが、これを読んでみてもただちに感じられるのは、
後家暮
(
ごけぐら
)
しの立てにくかったこと
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
僕かね、僕だってうんとあるのさ、けれども何分貧乏とひまがないから、
篤行
(
とっこう
)
の君子を気取って
描
(
ねこ
)
と首っ
引
(
ぴ
)
きしているのだ。子供の時分には
腕白者
(
わんぱくもの
)
でけんかがすきで、よくアバレ者としかられた。
僕の昔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
欧洲における新教革命の反動として
勃興
(
ぼっこう
)
したる「ジェスイト」派の高僧、
熱信
(
ねっしん
)
篤行
(
とっこう
)
の君子ザウィエールの手によりて、洗礼を受けたるもの、上は
国持
(
くにもち
)
、
城持
(
しろもち
)
の大名より
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
“篤行”の意味
《名詞》
誠実で情にあつい行い。
(出典:Wiktionary)
篤
常用漢字
中学
部首:⽵
16画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“篤”で始まる語句
篤
篤胤
篤実
篤志
篤志家
篤学
篤介
篤實
篤信
篤麿