“腕白者”の読み方と例文
読み方割合
わんぱくもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処そこ平日着ふだんぎのまま飛込んだのが、町内の腕白者わんぱくもの男おんなで通るお園であった。自分も一段語りたいといった。人々は面白がって子供にからかって
竹本綾之助 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
学校における成績も中等で、同級生のうち、彼よりもすぐれた少年はいくらもいた。また彼はかなりの腕白者わんぱくもので、僕らといっしょにずいぶんあばれたものである。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そういうことでしたら、このとおりの腕白者わんぱくものでございますが、どうぞよろしくおねがもうします。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)