“後家暮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごけぐら50.0%
ごけくら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし大体からいうと、身分ちがいとか家風の相違などで、こういう外部からの補強は常には望み難く、次第に女あるじや後家暮ごけぐらしの、水田の経営に向かぬ家が多くなってきた。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
きそうて孝義伝という種類の書物を公刊して、表彰せられたる節婦孝子の篤行とっこうを伝えようとしているが、これを読んでみてもただちに感じられるのは、後家暮ごけぐらしの立てにくかったこと
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
打消うちけし忠兵衞はいやさうでは有ますまいかくほどあらはるゝと申如く尚々なほ/\あやしき事にこそさりながら今迄まつた後家暮ごけくらしにて居られしならば少しは何かの御相談相手ごさうだんあひて昔馴染むかしなじみ甲斐かひだけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)