“後家倒”の読み方と例文
読み方割合
ごけたお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒食の変遷はこのいわゆる「後家倒ごけたおし」の影響の、たった一つの例を提示しただけで、まだそれ以外にも色々の史的結果は推測せられるのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
『和漢三才図会』は『物類称呼』よりも、また四十年も前に世に公にされた本だが、著者の住む摂津せっつ辺には、もうすでにこの「後家倒ごけたおし」が使用せられていたのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
つて後家倒ごけたおしと名づく。又近頃は鉄を以て歯とし、鉄稲扱きと名づくるあり(以上)
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)