“節蔵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せつぞう50.0%
せつざう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ可哀かあいそうなのはおまささんだ(節蔵せつぞう氏の内君)、ソレけは生きて居られるように世話をしてる、足下は何としてもう事を聞かないから仕方がない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
所が榎本釜次郎えのもとかまじろうだ。釜次郎は節蔵せつぞうよりか少し遅れて此方こっちかえって来て同じく糺問所きゅうもんじょの手にかかって居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
夫の節蔵せつざうは奏任待遇になるし、一人息子のたゞしは麻疹を軽くすますし、恐る/\かけたパーマネントは自分ながらよく似合ふし、月八円ではじめて傭つた女中は田舎出のわりに気が利くし
すべてを得るは難し (新字旧仮名) / 岸田国士(著)