節蔵せつざう)” の例文
夫の節蔵せつざうは奏任待遇になるし、一人息子のたゞしは麻疹を軽くすますし、恐る/\かけたパーマネントは自分ながらよく似合ふし、月八円ではじめて傭つた女中は田舎出のわりに気が利くし
すべてを得るは難し (新字旧仮名) / 岸田国士(著)