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符号
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しるし
ふりがな文庫
“
符号
(
しるし
)” の例文
旧字:
符號
こう妙に胸に響くような
心地
(
こころもち
)
がしましてね——それはこの
書
(
ほん
)
にも
符号
(
しるし
)
をつけて置きましたが——それから
知己
(
しるべ
)
の
宅
(
うち
)
に越しましても、時々読んでいました。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
今日出る前に上に並んだ炭に一々
符号
(
しるし
)
を附けて置いたので御座います。それがどうでしょう、今見ると
符号
(
しるし
)
を附けた佐倉が
四個
(
よっつ
)
そっくり無くなっているので御座います。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「こいつが大変な
符号
(
しるし
)
なのだ」こういってグッと睨むようにしたが、ヒョイと話を横へそらせた。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それだけの
符号
(
しるし
)
だけを印刷して置くなどゝは、仲々の事務的な人物なのだらうと私は思つたが、が、窓から空ばかりを見あげてゐる彼の様子から左ういふ
規頂面
(
きちやうめん
)
さを想像するのは六つかしかつた。
奇友往来:(引越しをする男)
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
遠ざけにしや、そばに
侍
(
はんべ
)
る女もあらず。赤黒子の前には小形の手帳を広げたり、鉛筆を添えて。番地官名など細かに肩書きして姓名
数多
(
あまた
)
記
(
しる
)
せる上に、鉛筆にてさまざまの
符号
(
しるし
)
つけたり。丸。四角。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
符
常用漢字
中学
部首:⽵
11画
号
常用漢字
小3
部首:⼝
5画
“符”で始まる語句
符牒
符
符合
符節
符徴
符籙
符水
符號
符丁
符堅