“笑出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わらいだ66.7%
わらひだ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と色の黒い小男が笑出わらいだすと、角面かくづらの薄化粧した座長、でつぷりした男が
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
秋山紳士がいいきらぬうちに、樫田刑事は大声に笑出わらいだした。
謎の頸飾事件 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
わたしの寺に生りましたので。」と天海はたちい小僧を見る折のやうな眼つきをして柿を見た。柿は小僧よりも行儀が善かつたので、別にくつ/\笑出わらひだしもしなかつた。
イワン、デミトリチはつて笑出わらひだしながらすわる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)