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衲
ふりがな文庫
“衲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わし
75.0%
わたし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わし
(逆引き)
「
衲
(
わし
)
にはてんで
読
(
よ
)
め
居
(
を
)
らんわい。弟子の
許
(
とこ
)
に持つて
往
(
ゆ
)
かつしやれ、
那奴
(
あいつ
)
は衲の字と来たら、本人の衲よりもよく読み居るからの。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衲
(
わし
)
も一緒に行って、ようく大僧正様に頼んで上げてもいいとの親切なお話でしたから、さっそく親父にその話をいたしましたら、
阿母
(
おふくろ
)
を亡くしましてからめっきり気が弱くなっております親父は
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
衲(わし)の例文をもっと
(3作品)
見る
わたし
(逆引き)
「
衲
(
わたし
)
の寺に生りましたので。」と天海は
性
(
たち
)
の
善
(
い
)
い小僧を見る折のやうな眼つきをして柿を見た。柿は小僧よりも行儀が善かつたので、別にくつ/\
笑出
(
わらひだ
)
しもしなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衲(わたし)の例文をもっと
(1作品)
見る
衲
漢検1級
部首:⾐
9画
“衲”を含む語句
衲子
老衲
愚衲
野衲
衲衣
雲衲
一野衲
布衲
拙衲
洸山老衲
狩野衲永
現往明遍大徳衲
老衲子
衲僧
貧衲
“衲”のふりがなが多い著者
橘外男
薄田泣菫