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野衲
ふりがな文庫
“野衲”の読み方と例文
読み方
割合
やのう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やのう
(逆引き)
「いや。よう仰せられた。……そこまで深く考えておざるものなら、
野衲
(
やのう
)
の取越し苦労などは、もう無用無用。お元気で行っておいでなされ」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城将の首を見ねば断じて和せず——とされていた筑前どのも、
野衲
(
やのう
)
からそれを聞くといたく感じられた態で、さすがは大国の毛利、よい家臣を養いおられる。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それゆえ、一応はお坐りあって、真理に屈し、使者の口上を
篤
(
とく
)
とお聞きなされた上で、追い返すもよし、
容
(
い
)
れるもよし、御思案あったがよかろうと
野衲
(
やのう
)
は存ずるのじゃが……
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野衲(やのう)の例文をもっと
(4作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
衲
漢検1級
部首:⾐
9画
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