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衲
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わし
ふりがな文庫
“
衲
(
わし
)” の例文
「
衲
(
わし
)
にはてんで
読
(
よ
)
め
居
(
を
)
らんわい。弟子の
許
(
とこ
)
に持つて
往
(
ゆ
)
かつしやれ、
那奴
(
あいつ
)
は衲の字と来たら、本人の衲よりもよく読み居るからの。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衲
(
わし
)
も一緒に行って、ようく大僧正様に頼んで上げてもいいとの親切なお話でしたから、さっそく親父にその話をいたしましたら、
阿母
(
おふくろ
)
を亡くしましてからめっきり気が弱くなっております親父は
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「
衲
(
わし
)
の画は売り物ぢやない。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衲
漢検1級
部首:⾐
9画
“衲”を含む語句
衲子
老衲
愚衲
野衲
衲衣
雲衲
一野衲
布衲
拙衲
洸山老衲
狩野衲永
現往明遍大徳衲
老衲子
衲僧
貧衲