“わらいだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
笑出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの稲塚がむくむくと動き出しはしないか、一つ一つ大きな笠をかぶった狸になって、やがては誘い合い、うなずきかわし、寄合って手を繋ぎ、振向いて見返るのもあって、けたけたと笑出わらいだしたらどうだろう。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)