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童部
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わらべ
ふりがな文庫
“
童部
(
わらべ
)” の例文
その道理が
童部
(
わらべ
)
に通じたと云うよりは、所詮この沙門と打ち合っても、勝てそうもないと思ったからでございましょう。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
されば町を行けば、心ない
童部
(
わらべ
)
に
嘲
(
あざけ
)
らるるは元より、
刀杖瓦石
(
たうぢやうぐわせき
)
の難に
遭
(
あ
)
うた事も、度々ござるげに聞き及んだ。
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あるいはまたもの見高い
市女笠
(
いちめがさ
)
やらが、
数
(
かず
)
にしておよそ二三十人、中には竹馬に跨った
童部
(
わらべ
)
も交って、皆
一塊
(
ひとかたまり
)
になりながら、
罵
(
ののし
)
り騒いでいるのでございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
童部
(
わらべ
)
はこう何度も
喚
(
わめ
)
きましたが、鍛冶はさらに
正気
(
しょうき
)
に還る
気色
(
けしき
)
もございません。あの唇にたまった泡さえ、
不相変
(
あいかわらず
)
花曇りの風に吹かれて、白く
水干
(
すいかん
)
の胸へ垂れて居ります。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“童”で始まる語句
童
童子
童女
童形
童謡
童児
童貞
童男
童謠
童僕