突掻つッか)” の例文
美濃みのから近江おうみ、こちらの桟敷にあふれてる大きなおしりを、隣から手をのばして猪口ちょくふちでコトコトと音信おとづれると、片手でかんざしつまんで、ごしごしとびんの毛を突掻つッかき突掻き
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)