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穗
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すゐ
ふりがな文庫
“
穗
(
すゐ
)” の例文
新字:
穂
小さな一
穗
(
すゐ
)
の燈芯が
灯
(
とも
)
つてゐるので、よくよく凝視すると、それは、僕らの家にあるやうな檜の板で吊つた神棚であつた。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
一
穗
(
すゐ
)
の
燈
(
ともしび
)
挑
(
かゝ
)
げて怪しげなる薄色の
折紙
(
をりがみ
)
延べ擴げ、
命毛
(
いのちげ
)
の細々と認むる小筆の運び絶間なく、卷いてはかへす思案の胸に、果は
太息
(
といき
)
と共に封じ納むる文の
數々
(
かず/\
)
、燈の光に宛名を見れば
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
一
穗
(
すゐ
)
の
燈
(
ともしび
)
を狹みて
相對
(
あひたい
)
せる小松殿と時頼、物語の樣、
最
(
い
)
と
肅
(
しめ
)
やかなり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
穗
部首:⽲
17画
“穗”を含む語句
穗積
水穗
繼穗
穗先
落穗
陸穗
長穗
御初穗
足穗
瑞穗
穗長
穗科閣下
穗首
穴穗
立穗
笹穗
笹穗皆朱
赤丹穗
赤穗
閣下穗科信良
...