“種目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジャンル66.7%
しゅもく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この二つの珍奇な演劇種目ジャンルは、それぞれ長い伝統の上に築かれた特殊の美を誇つてをり、一つは、貴族的、武士的な趣味を、一つは民衆的、市井的な趣味を代表し、現在に於ても
戯曲が他の文学の種目ジャンルと区別されるために、戯曲がそれによつて芸術的生命の核心を作るために、第一に具へてゐなければならない条件——やかましくいへば美学的要素を指すのである。
近代劇論 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
そうして代は代を重ね、わざは磨かれ、種目しゅもくえ、これを売る店構みせがまえも大きくまた忙しかったでありましょう。古い本の挿絵さしえなどを見ますと、日本橋附近はその中心で、どんなに栄えたかがしのばれます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)