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稚子
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わくご
ふりがな文庫
“
稚子
(
わくご
)” の例文
稲
(
いね
)
舂
(
つ
)
けば
皹
(
かが
)
る
我
(
あ
)
が
手
(
て
)
を
今宵
(
こよひ
)
もか
殿
(
との
)
の
稚子
(
わくご
)
が
取
(
と
)
りて
嘆
(
なげ
)
かむ 〔巻十四・三四五九〕 東歌
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
稲
舂
(
つ
)
けば
皸
(
かが
)
る我が手を今宵もか殿の
稚子
(
わくご
)
が取りて嘆かむ(万葉集巻十四、東歌)
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
稲つけば
皹
(
かが
)
るわが手を今宵もか殿の
稚子
(
わくご
)
がとりて歎かむ(巻十四東歌)
万葉集の恋歌に就て
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
「殿の
稚子
(
わくご
)
」は、地方の国守とか郡守とか豪族とかいう家柄の若君をいうので、歌う者はそれよりも身分の
賤
(
いや
)
しい農婦として使われている者か、或は村里の娘たちという種類の
趣
(
おもむき
)
である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“稚子”の意味
《名詞》
幼児。稚児。
(出典:Wiktionary)
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“稚子”で始まる語句
稚子髷
稚子輪
稚子僧
稚子君
稚子攫
稚子等
稚子髪
稚子輪髷