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稚子輪
ふりがな文庫
“稚子輪”の読み方と例文
読み方
割合
ちごわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちごわ
(逆引き)
青銅で造った大形の
龕燈
(
がんどう
)
を、両手で重そうに捧げた後から、
稚子輪
(
ちごわ
)
に髪を結って十五、六の美童が、銀の鈴を振りながら、
側目
(
わきめ
)
も振らず歩いて来、その後から具足をつけた二人の武士に
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
髪を
稚子輪
(
ちごわ
)
に結い、
朱胴
(
しゅどう
)
朱
(
しゅ
)
おどしの小具足を
着
(
き
)
、尊氏によばれると
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚子輪
(
ちごわ
)
に結った髪も、
曙染
(
あけぼのぞめ
)
の
袂
(
たもと
)
も、
金糸
(
きんし
)
の
繍
(
ぬい
)
も、
紫濃
(
むらご
)
の
袴
(
はかま
)
も、みんなお
揃
(
そろ
)
いであったが、元より山家の生ればかりなので、その袂で汗は拭く鼻くそはこする、せっかく化粧して貰った白粉も、
黛
(
まゆずみ
)
も
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚子輪(ちごわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
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