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程済
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ていせい
これより帝
優游自適、居然として
一頭陀なり。九年
史彬死し、
程済猶従う。帝詩を
善くしたもう。
嘗て
賦したまえる詩の一に曰く
建文帝は
如何にせしぞや。伝えて
曰く、
金川門の
守を失うや、帝自殺せんとす。
翰林院編修程済白す、
出亡したまわんには
如かじと。
少監王鉞跪いて進みて
白す。
こゝに事実明らかになりしかば、建文帝を迎えて
西内に入れたてまつる。
程済この事を聞きて、
今日臣が事終りぬとて、雲南に帰りて
庵を
焚き、同志の徒を散じぬ。