“石綿”の読み方と例文
読み方割合
いしわた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろは青く黒し、これをくだけば石綿いしわたいだす。此石をこゝろみしに、石中に石綿いしわたといふものは、木綿もめんわたをほそつむぎたるを二三分ほどにちぎりたるやうなるものなり。
厚ぼったいフェルトや石綿いしわたや、コルクの板がはこび入れられ、それはこの小屋の内部の壁といわず、天井といわず、床といわず、入口のドアといわず、六つの平面をすっかり三重張りにしてしまった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
石綿いしわたのやうにかけおちる。
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)