“石弥”の読み方と例文
読み方割合
いしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奮然ふんぜんと、むこうからもむかってくるかと思ったがあんがい、グズグズとくじけてしまったので石弥いしやもあっ気にとられた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石弥いしやが立ち、一同がちりかけると、そのとき、四十九けん長廊下ながろうかを、かけみだれてくる人々! 小谷おだにかたをまっ先に、つぼね侍女こしもとなど奥の者ばかり、めいめいさやをはらった薙刀なぎなたをかかえ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石弥いしや、この修道士イルマンばばあを、おくのつぼねへつれていってやれ、間諜かんちょうでもないらしい」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)