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短刀
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どす
ふりがな文庫
“
短刀
(
どす
)” の例文
喚いたと思うと、掴まれた腕をぱっと振放す、不意をくらって乙松の体が傾く、隙、三次は右手にぎらりと
短刀
(
どす
)
を抜いた。
暗がりの乙松
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
行こうよ、さ、行こうよって、まるで咽喉もとへ
短刀
(
どす
)
でも突附けそうな剣幕だ。ああいいとも、じゃ行こうってわけでね、早速連れだって出掛けた。
妻
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それは
好
(
よ
)
うございました。「すると
奴
(
やっこ
)
さん苦しいものだから、
拳
(
こぶし
)
でしっかりとこの通り
短刀
(
どす
)
の柄を握ったのよ。「体の可い自殺でございますね。「そうよ。そこで
己
(
おれ
)
が旨い事を案じついたて。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と懐に隠し持ったる
短刀
(
どす
)
を引抜きましたから、新吉は「アレー」と逃げましたが、
雨降
(
あめふり
)
揚句
(
あげく
)
で、ビショ/\頭まではねの上りますのに、
後
(
うしろ
)
から新五郎は
跛
(
びっこ
)
を引きながら、ピョコ/\
追駈
(
おっか
)
けまするが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“短刀”の意味
《名詞》
短刀(たんとう)
短い刀。
(出典:Wiktionary)
“短刀”の解説
短刀(たんとう)は、長さ一尺(約30.3cm)以下の刀の総称。刀身の長さが一尺を超えるが短刀の様式を持つものは、特に「寸延短刀(すんのびたんとう)」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
短
常用漢字
小3
部首:⽮
12画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“短”で始まる語句
短
短銃
短檠
短冊
短艇
短夜
短衣
短袴
短剣
短氣