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相方
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そうほう
ふりがな文庫
“
相方
(
そうほう
)” の例文
万事が金銭上の義理ばかりでなくて
相方
(
そうほう
)
の好意から自然とお糸は葭町へ行くように
誰
(
た
)
れが
強
(
し
)
いるともなく
決
(
きま
)
っていたのである。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「金のある女など、きらいだ。いかにいわれても、どうにもならん。その、どうにもならんことに
相方
(
そうほう
)
いろいろとことばをつくすのは、愚じゃ。よそう」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
難儀をなさるだろうといっていちいち挨拶をしていたら
際涯
(
はてし
)
がないだろう、それよりか、俺は俺の田地の減らぬようせっかく倹約をする方が、
相方
(
そうほう
)
厄介なしで心安いというものだ。
厄払い
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
同時に
相方
(
そうほう
)
で、Y・O・Rの旗を上げる。「
多謝
(
サンキュウ
)
」である。そして、
擦
(
す
)
れ違う。
踊る地平線:12 海のモザイク
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
兎角
(
とかく
)
する中に慶三もお千代も
何方
(
どっち
)
からが手を出すとも知れず、二人は真暗な中に互に手と手をさぐり合うかと思うと、
相方
(
そうほう
)
ともに狂気のように猛烈な力で抱合った。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模