“そうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウホウ
語句割合
双方60.5%
遭逢21.1%
相方7.9%
槍法5.3%
双峰2.6%
漕法2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう少しで双方そうほうがぴたりと出合って一つに収まるというところで、時の流れが急に向きを換えて永久の中に注いでしまう。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのような押し問答が二三回続いたあとで、ついに双方そうほうの間に、一つの解決案がまとまった。それはどんな案かというのに、
鬼仏洞事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この不思議な遭逢そうほうの二人の男女は、どちらが頼り、どちらが頼られるとも知らずに、その場をおちのびました。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これ吾人が今日より断言するところにして吾人はただかの二国の皇帝宰相らがこの危険に遭逢そうほうするの準備を今日においてなさんことを祈るなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
同時に相方そうほうで、Y・O・Rの旗を上げる。「多謝サンキュウ」である。そして、れ違う。
「金のある女など、きらいだ。いかにいわれても、どうにもならん。その、どうにもならんことに相方そうほういろいろとことばをつくすのは、愚じゃ。よそう」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
先代の新十郎——つまり土肥庄次郎には祖父にあたる——槍の新十郎といわれた人は、大坪流おおつぼりゅう槍法そうほうの達人で、大酒家の上に豪放不羈ごうほうふきな性格だった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この若者は浜松の町で、稀代きたい槍法そうほうをみせた鎧売よろいうりの男で——いまは、この島に落ちぶれているが、もとは武家生まれの、巽小文治たつみこぶんじという者であった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
火口は、シャスタに一つ、シャスチナに一つ、その双峰そうほうつなぎ合わせるところの、プラットフォームにも、一つあるという話であるが、私はそれをよく知らない。
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
しかし、この人達も、短い練習の時間だけは、非常に真摯しんしに、熱心で、漕法そうほうは、英国の剣橋ケンブリッジ大学をのぞいては、皆、レカバリイが少ないのが、目につきました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)