“相向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいむか66.7%
あひむか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも一度だけ彼は険しい顔をして、自分と相向あいむかいに坐っている子供たちをっと睨みながら食卓を厳しく叩いた。それはまったく機宜きぎに適した処置であった。
この屋根と相向あいむかって、真蒼まっさおながれを隔てた薄紫の山がある。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
屋根やね相向あひむかつて、眞蒼まつさをながれへだてた薄紫うすむらさきやまがある。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)