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盆茣蓙
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ぼんござ
ふりがな文庫
“
盆茣蓙
(
ぼんござ
)” の例文
ましてあの娘は重たい島田を振立てて壺を振りまする以上、鉢巻を致しておりませぬ事には、第一、
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
の景気が立ちませぬ
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「權次はやくざ附き合ひをして、評判の惡い男だつた。なんか
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
の間違ひぢやあるまいか」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
じつア
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
のまちがいから土地を売り、ひと頃、
滄州
(
そうしゅう
)
の
柴進
(
さいしん
)
旦那にかくまわれておりました。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丁度今から三年前、おれが
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
の上の
達
(
た
)
て
引
(
ひ
)
きから、江戸を売つた時の事だ。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして、
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
の開帳される筈になっている場所や、時間を、詳しく教えた。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
▼ もっと見る
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
を取巻いて円陣を作った人々の
背後
(
うしろ
)
に並んだ
酒肴
(
さけさかな
)
の
芳香
(
におい
)
が、雨戸の隙間からプンプンと洩れて来て、銀之丞の
空腹
(
すきばら
)
を、たまらなく
抉
(
えぐ
)
るのであった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「権次はやくざ付合いをして、評判の悪い男だった。なんか
盆茣蓙
(
ぼんござ
)
の間違いじゃあるまいか」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
盆
常用漢字
中学
部首:⽫
9画
茣
漢検1級
部首:⾋
10画
蓙
漢検1級
部首:⾋
13画
“盆”で始まる語句
盆
盆栽
盆地
盆暮
盆石
盆踊
盆槍
盆蓙
盆燈籠
盆供