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百筋
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ももすじ
ふりがな文庫
“
百筋
(
ももすじ
)” の例文
千筋
(
ちすじ
)
百筋
(
ももすじ
)
気は乱るとも夫おもうはただ一筋、ただ一筋の
唐七糸帯
(
からしゅっちん
)
は、お屋敷奉公せし叔母が
紀念
(
かたみ
)
と
大切
(
だいじ
)
に
秘蔵
(
ひめ
)
たれど何か
厭
(
いと
)
わん手放すを、と何やらかやらありたけ出して
婢
(
おんな
)
に包ませ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
風が身に染むので心着けば、
樹蔭
(
こかげ
)
なる
崖
(
がけ
)
の腹から二頭の竜の、二条の氷柱を吐く末が
百筋
(
ももすじ
)
に乱れて、どッと池へ
灌
(
そそ
)
ぐのは、熊野の
野社
(
のやしろ
)
の
千歳経
(
ちとせふ
)
る杉の林を頂いた、十二社の滝の
下路
(
したみち
)
である。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“百”で始まる語句
百合
百姓
百日紅
百
百足
百舌
百年
百舌鳥
百済
百姓家