“異象”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしやう33.3%
いしょう33.3%
まぼろし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我はかの異象いしやうを見、かのかたちのいかにして圓と合へるや、いかにしてかしこにその處を得しやを知らんとせしかど 一三六—一三八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
心をきょにしてそれを直観していると、すべての人間界の異象いしょうがまず以て日月の表に現われるのだということを、まじめに信じているものがあるのですから、夜な夜な月色が紅に変ずるのを
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
わがとこは我を慰め、休息やすらいはわがうれいを和らげんと、我思いおる時に、汝は夢をもて我を驚かし、異象まぼろしをもて我をおそれしめたまう。……