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甲子
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こうし
ふりがな文庫
“
甲子
(
こうし
)” の例文
菊の花を
乾
(
ほ
)
して、薄い
海苔
(
のり
)
のように一枚一枚に堅めたものである。
精進
(
しょうじん
)
の
畳鰯
(
たたみいわし
)
だと云って、居合せた
甲子
(
こうし
)
が、さっそく
浸
(
ひた
)
しものに湯がいて、
箸
(
はし
)
を
下
(
くだ
)
しながら、酒を飲んだ。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
本年三十二歳、
甲子
(
こうし
)
ノ年、
乙丑
(
いつじゅう
)
ノ月、
丙寅
(
へいいん
)
ノ日、
丁卯
(
ていぼう
)
ノ時刻に生れました。……が先生、金が入るとか、損するとか、そんな日常茶飯事は、
貴筮
(
きぜい
)
に伺う必要はありません。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辛酉
(
しんゆう
)
や
甲子
(
こうし
)
の
歳
(
とし
)
には、年号をかえる旧例があり、それにならったものである。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“甲子”の意味
《名詞》
甲子(きのえね、コウシ、カッシ)
干支の一つ。干支の組合せの1番目。
(出典:Wiktionary)
“甲子”の解説
甲子(きのえね、こうし、かっし)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの1番目で、前は癸亥、次は乙丑である。陰陽五行では十干の甲は陽の木、十二支の子は陽の水で、相生(水生木)である。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“甲子”で始まる語句
甲子夜話
甲子松
甲子太郎
甲子蔵
甲子祭
甲子待
甲子飯
甲子屋
甲子年
甲子楼