“甲子夜話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつしやわ50.0%
かっしやわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲子夜話かつしやわ」に依れば、評定所の起原は、国初の頃、町中に何か訴訟事がある時に、老職以下諸役人の出席を乞うて、裁許を願うたのに始ったのである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
行智法印ぎょうちほういんという江戸の学者が、もう百年余りも前に述べていますが(甲子夜話かつしやわ六十三)、この人は上総の関村に、おば石があることなどは知らなかったのであります。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
晩年、加藤清正が、若年時代の体験をその子に物語ったこととして「甲子夜話かっしやわ」にある記載を見ると
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから前年柳田氏に借りて写し置いた『甲子夜話かっしやわ』一七に、旗下はたもとの一色熊蔵話しとて