トップ
>
生焼
>
なまやけ
ふりがな文庫
“
生焼
(
なまやけ
)” の例文
旧字:
生燒
...
犢
(
こうし
)
なぞは焼け過ぎた方が良いので
生焼
(
なまやけ
)
を非常に
忌
(
い
)
みます」猟天狗「むずかしいものですね。小鳥の中では何が一番
美味
(
おい
)
しいでしょう」
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
麺麭は小説の弟子を仕立てると同じやうに、初めの間は真つ黒に焦げたり
生焼
(
なまやけ
)
になつたりしたが、暫く経つと
相当
(
かなり
)
の物が出来だした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ビフテキには是非ジャガ薯を添えなければならん。ビフテキは中が
生焼
(
なまやけ
)
で
截
(
き
)
ると血が出る位だから牛肉中に
潜伏
(
せんぷく
)
する
真田虫
(
さなだむし
)
の原虫がよく死なん。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
鰻を
燻
(
いぶ
)
して一日ほど
乾
(
ほ
)
してバターで焼く料理もありますし、牛のスープで煮てゼラチンで寄せるのもあります。しかし鰻は血液の
中
(
うち
)
に毒分を持っていますから
生焼
(
なまやけ
)
や
生蒸
(
なまむし
)
のものを食べてはいけません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死