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献酬
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やりとり
ふりがな文庫
“
献酬
(
やりとり
)” の例文
旧字:
獻酬
菊池君から四人目、恰度私と
向合
(
むかひあ
)
つて居て、芸妓を取次に二三度盃の
献酬
(
やりとり
)
をした日下部君は、時々
此方
(
こつち
)
を見て居たが、遂々盃を握つて立つて来た。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
されど熊は
次第
(
しだい
)
に
馴
(
なれ
)
可愛
(
かあいく
)
なりしと語るうち、主人は
微酔
(
ほろゑひ
)
にて
老夫
(
らうふ
)
にむかひ、其熊は
牝
(
め
)
熊ではなかりしかと三人大ひに笑ひ、又酒をのませ盃の
献酬
(
やりとり
)
にしばらく
話消
(
はなしきえ
)
けるゆゑ
強
(
しひ
)
て
下回
(
そのつぎ
)
をたづねければ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
あつらえの
肴
(
さかな
)
の来るあいだに二人は差し向いで猪口の
献酬
(
やりとり
)
を始めた。
半七捕物帳:03 勘平の死
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“献酬”の意味
《名詞》
宴会で盃を互いに交わすこと。
(出典:Wiktionary)
献
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
酬
常用漢字
中学
部首:⾣
13画
“献”で始まる語句
献
献立
献上
献策
献納
献言
献立表
献物
献帝
献身的