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狡猾
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わるかしこ
ふりがな文庫
“
狡猾
(
わるかしこ
)” の例文
後
(
あと
)
に
立出
(
たちいで
)
けり然ば九郎兵衞は是より百姓になり
消光處
(
くらすところ
)
に
良
(
よか
)
らぬ事のみ多ければ村方にても
持餘
(
もてあま
)
し
何
(
いづれ
)
も
呆
(
あき
)
れ果ては居けれども九郎兵衞は
狡猾
(
わるかしこ
)
き者故
勿々
(
なか/\
)
越度
(
をちど
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
好むと雖も
其質
(
そのさが
)
狡猾
(
わるかしこ
)
く
毎々
(
つね/″\
)
新町を始め惡所場を
騷
(
さわが
)
し諸處に於て
強請
(
ねだり
)
騙
(
かた
)
りなどせしが或時
喧嘩
(
けんくわ
)
にて人を
過
(
あや
)
め遂に召捕れし
上
(
うへ
)
久敷
(
ひさしく
)
入牢
(
じゆらう
)
して居たれども相手方
命
(
いのち
)
に
恙
(
つゝが
)
なく御慈悲を願ひける
故
(
ゆゑ
)
遠島
(
ゑんたう
)
にも成べきを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
狡
漢検1級
部首:⽝
9画
猾
漢検1級
部首:⽝
13画
“狡猾”で始まる語句
狡猾者
狡猾婆
狡猾性
狡猾相
狡猾世界
狡猾怜悧
狡猾無比