“狐禅寺”の読み方と例文
読み方割合
こぜんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話はここでも、本線の方と同じやうに、昨日までの雨と洪水のうはさでした。大抵南の方のことでした。狐禅寺こぜんじでは、北上きたかみ川が一丈六尺増したとたれかが云ひました。
化物丁場 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
十八日、朝霧あさぎりいと深し。未明狐禅寺こぜんじに到り、岩手丸にて北上きたかみを下る。両岸景色おもしろし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)