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状貌
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じょうぼう
ふりがな文庫
“
状貌
(
じょうぼう
)” の例文
哲学者風の重厚
沈毅
(
ちんき
)
に加えて革命党風の精悍剛愎が
眉宇
(
びう
)
に
溢
(
あふ
)
れている
状貌
(
じょうぼう
)
らしく考えていた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
其
状貌
(
じょうぼう
)
の
醜怪
(
しゅうかい
)
なるに九助大いに怖れを為し、是や
兼
(
かね
)
て赤倉に住むと聞きしオホヒトならんと思ひ急ぎ遁げんとせしが、過ちて石に
蹶
(
つまず
)
き転び落ちて、
却
(
かえ
)
りて大人の傍に倒れたり。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
獣は半身を波にかくして、わずかにその頭角をあらわしているばかりであった。また一人、その
状貌
(
じょうぼう
)
すこぶる怪偉なるものが、かの獣の尾を口にくわえて、あとに続いてゆくのである。
中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
然るにいよいよ新任提調として出頭するや、一同は皆
瀟洒
(
しょうしゃ
)
たる風流才人を見るべく想像していたに反して、意外にも
状貌
(
じょうぼう
)
魁偉
(
かいい
)
なる重厚
沈毅
(
ちんき
)
の二葉亭を迎えて一見忽ち信服してしまった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“状”で始まる語句
状
状態
状袋
状況
状筥
状箱
状師
状元
状勢
状差