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犯跡
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はんせき
ふりがな文庫
“
犯跡
(
はんせき
)” の例文
四宮理学士の絞殺も同一手段で行われたのであったが、学士が女史の
犯跡
(
はんせき
)
を握っていたので、
已
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず殺害したものらしい。
階段
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
翌る日、八五郎が八丁堀の組屋敷で調べた熊井熊五郎の
犯跡
(
はんせき
)
を、半紙三枚ほどに書き連ねたのを持つて來ました。
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「どうしたら
可
(
よ
)
かろう。」と、彼は
犯跡
(
はんせき
)
湮滅
(
いんめつ
)
に
就
(
つい
)
て考えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
唯
(
ただ
)
、
犯跡
(
はんせき
)
が明白にわからないのと、君が前から海龍倶楽部の一員として活躍し相当彼等のためにもなっているところから、たとえ
間諜
(
スパイ
)
でも今殺すのは惜しいものだと
躊躇
(
ちゅうちょ
)
しているのだよ。
人造人間殺害事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「顔の皮を
剥
(
は
)
いだのは、
犯跡
(
はんせき
)
を
晦
(
くら
)
ます為でしょうか。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
だが第三の惨劇で、いよいよこれ迄の
犯跡
(
はんせき
)
が
曝露
(
ばくろ
)
しそうになったのをみてとった彼等二人は、朝の太陽が東の地平線から顔を出す前にこのカフェから手をたづさえて
遁走
(
とんそう
)
してしまったのである。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
犯
常用漢字
小5
部首:⽝
5画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“犯”で始まる語句
犯
犯人
犯罪
犯行
犯罪学
犯姪
犯罪人
犯罪形態学
犯蹟
犯後